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A美父


つまり、唄にしろドラマにしろ
広末のような、娘の座を脅かす、娘以上のレベルの子は、
バーニング=芸能界にとって、ゆるされない存在だったと・・

あ ゆ



そういうこと。


H末たたきってのは
鈴木以上のレベルの者が、芸能界に存在してはならない
これから売り出すことも許さない・・
という、バーニングの、いわば宣言みたいなものだったの。

A美父



・・・・

あ ゆ



だから、彼女の、あのときの待遇があらわしていたこととは
”もし、この不文律を破ったら、こうなるぞ!”
っていう、格好のみせしめという意味合いがあったの。


だから、新しい子の売出しをかんがえてた、他の非バーニング事務所の多くは、あの広末バッシングを目の当たりにして、用意してた子の売出しを、取りやめるところが続出したの。

A美父


!!

あ ゆ


たとえ売れたとしても、どうせ、今のH末と同じことされるんだ・・って恐れたのね。
鈴木以上の素質を持っていれば、つぶされるとわかりきってたからね。


まあわかってるでしょうけど、そのころ、あなたの娘以上の素質を持ってた子なんて、腐るほどいたわけよ。

A美父


だから、娘は、芸能界で、競争相手なしの一人勝ち状態なのは、
あたりまえといえば、あたりまえってわけか。


無競争状態では、オーラもへったくれも無いわけだ。
いわば、一人でレースをして、一人で一位をとって
悦にいっているようなもの・・

あ ゆ



そういうことね


でも、このバッシングてのが、あまりにも極端過ぎると、世間も怪しむ。 なんか胡散臭いぞ、臭うな・・・って。

A美父



確かにな


あ ゆ


だから、カムフラージュとして、
あたしとか、もーむすとかと、必死で競争してるってみせかけて、できレースさせたってわけね。



朝ヤンだけじゃなく、知念R奈、Tんむす、力のある事務所から、タレントの売り出しを頼まれた番組って、あのころって、他にもくさるほどあったけどね。
連中のやり口も似たようなもんよ、あたしたち”ASAYAN組”とね。
今じゃ、一人のこらずどっかいっちゃったけどさ。


続く