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あゆ★なんか。
   思い当たることあるんじゃないのぉ?


A美父☆実は・・
   思い当たることが、ないとはいえないんだ。
   昔、こういうことがあったんだ。


あゆ★へえ。どんなことがあったの?


<<事情を話し始める亜美父>>



・・・・・・2001 春・・・・・・



某、雑誌編集部にて。。


A美父☆おい、おまえたち!!!



くつろいでいた記者たち★
   何だ、なんだ・・?
   このおっさん。いきなり押しかけておいてなんなんだ?



記者のひとり★あのお、すみませんが
   なにかわれわれにご用でしょうか?



A美父☆俺は、鈴木A美の父だ

(そして、大声で、乗り込んだ雑誌社がかつて発行していた
   某雑誌の記事を読み上げる)

                      • -

確かに、よい曲は多い、器用に歌いこなしている。
だが、作家ばかり有名なヒロスエの作品には
彼女の真の顔が、全く見えてこない

多彩な作家陣というものが、どれだけアイドルの
存在感を薄めていることか・・

その反面、鈴木A美は、小室のプロデュースの下で
のびのび楽しんでいるようで、見ていてずっと心地よい

                      • -


   


   おまえら、これらを、本心で書いてたのか?



   じゃあ、なんでうちの娘は、いくら干されたからとはいえ
   ウタダとか広末とかELTとかいままで生き残ってる連中に比べて
   あんなにも、扱いが軽いんだ!!


   この記事の扱いから見ると、
   亜美はどうう考えても大物じゃあないのか?





   これが本当ならば、じゃあ、あれ以来の、
   マスコミの、手のひらの返しようは何だ?
   どっちがホントで、どっちが嘘なんだ?


   人間そのものの才能なんてものは、
   干されようとなんだろうと変わらない
   一定のものじゃあないのか?そうだろ?


   よく考えてみたら、
   一人のプロデュースって危険じゃないのか?
   ヒロスエみたいに多彩な作家陣じゃなくて
   小室一人にプロデュースをおんぶしてもらってたら、
   小室一人に見放されたら、おしまいだろうが・・・
   ずいぶん不安定で、リスク大きいよなあ、怖いくらいに。


   なあ、おまえたち。そこまで考えてたか?
   そこまで考えて記事書いてたのか?



記者たち★・・・



続く